Zen5アーキテクチャーを採用したAMDの次世代プロセッサー、「Granite Ridge」の登場です。
AM5ソケット向けとしては
Ryzen 7000「Raphael」およびRyzen 8000「Hawk Point」シリーズに続く、AM5ソケット向けの第3弾となります。
これらの新プロセッサは、最大2つのZen5チップレットを搭載し、各チップレットは最大8コアを備え、最大16コア32スレッドの構成を維持する。
AMDは引き続きSMT（同時マルチスレッディング）をサポートする。
インテルのCore Ultra 200 「Arrow Lake 」プロセッサーにはない機能である。
・Ryzen 9 9950X with 16 cores, 170W TDP and boost up to 5.7 GHz
・Ryzen 9 9900X with 12 cores, 120W TDP and boost up to 5.6 GHz
・Ryzen 7 9700X with 8 cores, 65W TDP and boost up to 5.5 GHz
・Ryzen 5 9600X with 6 cores, 65W TDP and boost up to 5.4 GHz
Granite RidgeシリーズはZen5モデルの第一弾で、今後も続々と登場する予定だ。AM5パッケージは
Ryzen 9000シリーズは、前モデルと同じI/Oダイを引き続き採用している。しかし
シリーズでは、Zen5チップレットが更新され、コンデンサーのレイアウトに若干の変更が加えられている。
AMDのテストによると、フラッグシップの16コアRyzen 9 9950Xは、インテルCore i9-14900Kと比較して、ゲームにおいて4％から23％高速であると報告されている。
生産性テストでは、9950Xはさらに大きなアドバンテージを示し、i9-14900Kを7％～56％上回った。
AMDは、Zen5アーキテクチャーのIPC（クロックあたりの命令数）がZen4と比較して16％向上したとしている。
様々なゲームおよび生産性テストにおける幾何平均値に基づいています。最も顕著な改善は
Geekbench 5.4 AESテストにおいて最も顕著であり、Far Cry 6において最も小さくなっています。
世代を超えたAMD IPCの向上
Zen/Zen+: 52%
Zen2: 15%
Zen3: 19%
Zen4: 13%
Zen5: 16％
AMDは、Ryzen 9000シリーズを7月31日に発売すると発表した。この早期リリースにより、AMDは
9000X3Dシリーズを準備し、2024年第4四半期に予定されているインテルのCore Ultra 200シリーズの直後に発売する。
AMDはまだ
最終的な価格についてはまだ発表していない。
https://videocardz.com/newz/amd-introduces-ryzen-9000-zen5-desktop-cpus-granite-ridge