
1: 風吹けば名無し 2023/06/28(水) 17:32:15.17
IRLには、2022年年12月にユーザー数を偽り投資家を誤解させた可能性があるとして米証券取引委員会(SEC)が調査入りし、それを受けて取締役会はCEOのAbraham Shafi氏を停職処分にしていました(その後辞任)。
また、今年4月には取締役会による内部調査の結果、2000万人と公称していたユーザーのうち、95%が「自動化アカウントまたはボットアカウントによるもの」だったことが判明しています。
IRLは2017年に立ち上げられ、リアルな体験を好むというZ世代をターゲットに、ユーザーが興味のあるグループ活動やイベント開催へのアクセスを提供するソーシャルアプリと宣伝されていました。
IRLは小規模の新興企業らしいフットワークの軽さも見せ、新型コロナのパンデミックが拡大した際には、姿を消した対面式イベントに代わってeSportsイベントやコンサートのストリーミング配信などオンライン情報の提供に軸足を移すといった素早い方向修正も披露していました。
ところが、ソフトバンクの出資後しばらくした頃から、IRLの様子がおかしくなり始めたようです。
Shafi氏はWhatsAppが55人の従業員だけで4億5000万のユーザー数を抱えるまでに成長したことを例に挙げ「このような象徴的で影響力のある企業の一員になることは、オリンピックで金メダルを獲得するか、もっとやりがいのあることだ」と従業員あてのメモで述べていました。
そして「だれもがオリンピック選手になりたいわけではないこともわかっているし、だれもが私たちの進むべき道を支持しているとも限らないが、自分の限界を押し広げ、自らが持てる可能性を知りたい人には、この社風が最適だ」としていました。
2022年当時の従業員は、その頃のIRLの銀行預金は1億ドル以上だったと述べています。
ソフトバンクが1.7億ドル出資したソーシャルアプリ「IRL」、95%がボットとバレて閉鎖 | テクノエッジ TechnoEdgehttps://t.co/vRtU0SUN7g
— テクノエッジ TechnoEdge (@TechnoEdgeJP) June 28, 2023