
1: 風吹けば名無し 2023/06/28(水) 08:30:24.926
その理由も記されており、立て札を置いた神社にとっては、切実な事情があったようだ。
「奉納」との字が彫られた木製の賽銭箱は、古い伝統の重みを感じさせる。
箱の上には、お賽銭について、「1円玉は御遠慮」と赤字で強調された立て札がひもで括りつけられていた。そして、その下には、次のような理由が明記されている。
「1 円玉は銀行入金で1円以上の手数料が必要になり、お賽錢が無意味になります」
賽銭箱の上にある立て札の写真は、2023年6月26日にツイッターに投稿された。すると様々な意見が寄せられ、2万8000件以上の「いいね」が付いた。
報道などによると、銀行では、19年ごろから大量の硬貨の両替が有料になり、22年1月には、ゆうちょ銀行も有料化に踏み切った。ゆうちょでは、例えば、硬貨1000枚なら1100円の手数料がかかり、1円玉ばかりでは赤字になる計算だ。
立て札にあった「1円以上の手数料」とは、このことを指すとみられる。
とはいえ、「賽銭は気持ち」だと考える参拝者はおり、写真投稿のリプライには、「お金を無意味とするのは違うのでは」「こういう掲示でマイナスなイメージがつく」との疑問も寄せられた。一方で、「賽錢が無意味」になるとする神社の訴えに理解を示す声は多く、「神社仏閣にも運営がある」「神社を守るためのお賽銭だと思えばいい」との指摘が出ていた。
今回の立て札を出しているのは、東京都北区内にある王子稲荷神社だった。
【話題】”1円玉の賽銭”銀行入金手数料で「無意味に」https://t.co/49pGORV47H
「1円玉は銀行入金で1円以上の手数料が必要になり、お賽錢が無意味になります」という立て札が話題に。王子稲荷神社は「参拝者の方にお気持ちがあったとしても、それが生かせないことになってしまいます」と語った。 pic.twitter.com/UuiRrzIStb
— ライブドアニュース (@livedoornews) June 27, 2023
お賽銭に通貨としての価値以上の意味がないことが明記されていて良い pic.twitter.com/UBBT9A2a3h
— hideo54 (@hideo54) June 25, 2023