【MLB】藤浪晋太郎 デビュー登板は無念…3回途中8失点で初黒星 大谷翔平にタイムリー献上
4/2(日) 7:51配信 東スポWEB
アスレチックスの藤浪晋太郎投手(28)は1日(日本時間2日)に本拠地のエンゼルス戦で先発してメジャーデビューしたが、3回途中5安打8失点 4三振3四球で初黒星を喫した。打者15人に55球投げた。最速99・6マイル(約160・3キロ)をマーク。チームは1―13で大敗した。
先頭ウォードへの記念すべき初球は外角低めへの97・7マイル(約157キロ)のフォーシーム。球審は「ストライク」とコール。4球目で空振り三振を奪い、続くトラウトも空振り三振。米メディアが注目した大谷との10年ぶりの対決はボール、空振りから3球目のスプリットで一ゴロに打ち取った。完璧な立ち上がりだ。
2回も先頭レンドンを左飛に打ち取り、レンフロー、ラムを連続空振り三振。スタンドから大歓声が上がった。
しかし、3回、先頭レンヒーフォを歩かせると突然、崩れた。続くウルシェラが中前打。9番オハピーが左翼手の頭上を越える適時二塁打で1失点。さらにウォードが中前適時打で2点目を失った。
さらに2番トラウトを歩かせて無死満塁。2度目の対戦となった大谷に外角高めを捉えられて、左翼フェンス直撃の適時打とされ、レンドンに中犠飛。5番レンフローを歩かせて一死満塁とするとラムに中前適時打を浴びて計6失点。ここで降板となった。
2番手・オラーもエンゼルス打線を止められずこの回、計11失点。藤浪の失点は8となり、悔しいデビュー戦ととなった。
ただ、フォーシームは最速99・6マイルを記録、94・8マイル(約152・6キロ)の高速スプリット、スライダーで空振りを13取ることができたのは収穫。メジャーでも通用することは証明した。次回登板に期待だ。
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