AMD Radeon RX 7900 XTXがGeekbenchでテスト、VulkanでRTX 4080より15%高速化

AMD RX 7900 XTX、初の合成テスト

AMD Radeon RX 7900 XTXのレビュアーによるテストが開始された。

AMD初のRadeon 7000 GPUを、Geekbenchソフトウェアでテストしている人がいる。テストされたのは、フルNavi 31 GPUを搭載したRDNA3のフラッグシップカード「RX 7900 XTX」だ。

AMD RX 7900 XTXは、ROG Crosshair X670E Extremeマザーボード上の8コアRyzen 7 7700Xプロセッサーとペアリングされました。このようなシステムはレビュアーによってよく使用されるため、この結果が公開データベースに登録されることになったのです。

このカードは、OpenCLとVulkan APIを使用したGeekbench Computeテストにかけられました。このソフトウェアは、MetalとCUDA APIもサポートしていますが、これらのAPIはWindows上のAMD RX 7900ハードウェアではサポートされていません。

残念ながら、公式のGeekbench Computeチャートは、新しいSKUで更新されていません。このため、RTX 4090、RTX 4080、あるいはRX 6950XTなどのグラフィックスカードはそこに記載されていません。つまり、同じAPI、同じOS、外れ値の除外というシンプルな方法論で、手動によるデータ収集に頼らざるを得ないのです。

RX 7900 XTXは、Vulkan APIではRTX 4080より目に見えて高速ですが（～15％）、OpenCLではパフォーマンスが低下しています（～14％）。しかし、Geekbench ソフトウェアは、意味のある結論を出すのに十分なデータを提供していないことに注意する必要があります（GPU クロックやドライバの情報が不足している）。また、これはゲーミングベンチマークではない。

レビュアーは間もなくさらなるテストを実施すると思われるので、一般的な合成ベンチマーク（3DMark/Superpositionなど）とゲーム用ベンチマークが利用可能になれば、RX 7900 XTXがどの程度積み重なるのか、よりよく理解できるようになるはずである。